ウサギの飼い方 Vol.2 ウサギ飼育に必要なグッズの選び方とおすすめ商品

今回は、いざウサギをお迎えするときに準備するもの、について大まかにまとめました。

ウサギ飼育にかかる費用についてはこちらで紹介⤵︎

犬猫ほどではないものの、ウサギグッズはとってもたくさんの商品があり迷ってしまいますね。

たけちよの個人的おすすめ商品を載せているので、参考にどうぞ。

あくまで個人的なものですので、もっといいものがあったらぜひ教えてください(⌒∇⌒)

目次

飼育前に準備する飼育グッズ編

ケージ

ポイント① サイズ

最低限のサイズとしては、うさぎさんがころーんと横になれる長さがあることです。

1番小さいケージは横60cm×50cmくらいです。その一回り大きいサイズが横80×50cmくらい

体重が1.5kgくらいまでであれば60cmの大きさでもそこまで狭くは感じません。

ケージは広い分には問題ないので、お部屋のスペースに余裕があれば大きめケージがいいでしょう。

1.5㎏をこえてくる大きさの子には80cm以上ののケージを購入しましょう。

ウサギさんはケージからでて遊ぶのが大好きです。ケージの大きさにかかわらず、毎日部屋んぽはしましょう。

大型ウサギでは、犬用ケージなどやひと部屋を明け渡す感じになります。

ポイント② 柵の向き

飼い始めてから大体の方が出くわすのがウサギがケージを噛むという問題です。

これをすこしでも防ぐのが柵の向きです。

横軸メインだと比較的噛みやすく、縦軸メインだと噛みにくい(それでも噛むところはある)ので、個人的には縦軸メインのケージがおすすめです。

または縦横が両方ある格子状のものも◎ これだとケージも頑丈です。

ポイント③ その他機能性ケージ

最近はトイレがフラットになるケージも増えてきました。

もともとトイレを置くところがへこんでいて、トイレをするときに段差がなくなるというものです。

また、トイレ掃除は毎日行うことなので、掃除のしやすさも重要です。

そしてもはや最近の流行といってもいい、正面または全面ガラスケージ

愛うさの写真を撮りやすいため人気のようです。

事故に気を付ける必要がありますが、ロフト付きのケージなどもおすすめです。

ウサギさんは結構気に入って、ロフトで寝ていたりします。

個人的おすすめ ケージ

~1.5㎏のウサギ→60㎝×50㎝

こちらは60㎝のケージ。基本的なケージです。安っぽさもなく特に不便はありません。金網が横向きなのでケージかじりには注意

60cmのケージ。こちらの売りはコスパです。欠点は木のすのこであること。ほかの多くのケージのようにフットレストのあるすのこが長期使用にはおすすめ。大きくなるであろう子の幼少期ケージなら◎ 金網は縦向き◎ ★★★

こちらは60㎝程のケージです。なんと、トイレとケージが一体型。トイレの段差を上ることなくトイレに行くことができます。掃除のしやすい工夫も満載◎ ★★★★★

こちらは少し大きめ70㎝サイズの、トイレ一体型ケージ。トイレへの段差がありません。足腰の悪い高齢うさにも◎ 金網も縦でばっちり。 扉が観音扉になっており、開けぱなしたときに人が扉をける心配も少ないです。トレーは分割なし。★★★★★

こちらは、少し大きめ70㎝のケージです。60㎝は手狭だけど、80㎝は大きすぎるという方にはおすすめです。トレーは分割されていません。

ちなみにお値段は5万近いですがこんなお庭付きケージもついこの間販売されました。透明な60㎝程のケージに、お庭が付いています。お庭の拡張の方法はいくつかあるようでいろいろな工夫ができそうです。お庭には屋根はついていないようなので注意は必要。おうちに広いスペースがある方はいいかも?拡張すると120~200㎝くらいの幅になるようです。問題点は、金網部分がないため、通気性がいまいちな可能性、給水ボトルや牧草フィーダーなどで取り付けられないものもあるかもしれません。

約2㎏〜2.5kgのウサギ向けのケージ→目安は80㎝×50㎝

こちらは、80cmのケージです。トイレが2分割されいて、掃除しやすい◎ また、正面だけでなく側面にも扉が付いていて、ちょっとした補充やなでなでがしやすいです。また、金網は縦がメインのため、ウサギさんがかじりにくいケージなのでおすすめ。★★★★★

こちらは、80cmのケージです。トレイが2分割されており、うんちやおしっこがケージの隙間に入り込まないような工夫がされていて掃除のしやすさ◎ しかし、金網が横向きなので、ケージをかじってしまいやすいという欠点も。★★★★

こちらの最大の売りは正面がガラスでウサギさんが見えやすいこと。また正面以外も金網が縦なのでケージをかじりにくい点がおすすめです◎ トイレも2分割 ★★★★★

こちらはロフト付き80㎝ケージ。ロフトは事故に気を付ける必要がありますが、ウサギさんは結構気に入ってくれる子が多いです。 ロフトは取り外し可能金網も縦方向◎ トレーは2分割されていません。★★★★★

トイレ

たいていのうさぎさんはトイレを覚えます。

ウサギさんの体の大きさをみて、余裕で乗れるサイズのものを選びましょう。

トイレには三角形や四角形のものがあります。

トイレの選び方の基本

  • 大きさ:縮こまることなくのれるサイズがあること。
  • 深さ:足腰に問題がない子であれば少し深めのほうがあふれにくいです
  • 汚れにくさ:金網であれば接地面がすくないため足裏が汚れにくいです。

こちらは結構おすすめ。正方形である程度コンパクト◎ ウサギさんは三角形のトイレで、後ろを向いて用を足すときに、(本人はトイレでしているつもりですが)トイレに入らないことがあります。しかしこの正方形のトイレであればトイレの失敗がかなり少なくなるでしょう。そして深さも十分。接地面も金網でウサギさんの足も汚れにくいです。専用トイレシーツもありますが、なくてもつかえます

こちらは長方形の大きめトイレ。上記↑より幅が広くなっています。量が多い子や、2㎏以上の子はこちらがおすすめ。しかし60㎝のケージではやや手狭になってしまいます。これに関してもトイレの失敗は少ないでしょう。そして深さも十分。接地面も金網でウサギさんの足も汚れにくいです。専用トイレシーツもありますが、なくてもつかえます

三角形のトイレでコンパクト◎ でもすこし広めに作られており、トイレの失敗は少なそうです。1.5㎏くらいの子はこちらで十分かと思います。深さも十分であふれ出てくる心配も少ないです。接地面も金網でウサギさんの足も汚れにくいです。

三角形のトイレです。1.5㎏くらいの子はこちらでも十分かと思います。深さも十分であふれ出てくる心配も少ないです。接地面も金網でウサギさんの足も汚れにくいです。専用トイレシーツもありますが、なくてもつかえます

三角形のトイレです。1.5㎏くらいまでの大きさの子に◎ こちらはやや深さが足りない(あふれてくる)と思います。しかし利点としては低いため、赤ちゃんウサギや、足腰が悪くなってくる高齢の子など、トイレをするためにのぼるのが億劫な場合は使ってみるのもいいと思います。プラスチックの足場なため、足裏におしっこが付いてしまいやすいです。コスパも◎

三角形の陶器のトイレ。弧を描くような形なのでトイレの失敗も少ないでしょう。陶器のメリットはプラスチックよりは汚れがつきにくく、頑張れば落ちるところです。また、ウサギさんがトイレをひっくり返したりできません。お値段はやや↑ですが、長期で使うにはいいかも。プラスチック製トイレは基本的に買い替え前提です。デザイン性も◎

牧草フィーダー

木でできているものや、金属製、陶器製なものがあります。

管理人がたどり着いた牧草フィーダーはこちら↓

私的に1番満足しているものはこちら。 Re・Born チモシースタンド

コンパクトで牧草を入れやすく、ぎゅーぎゅーに詰め込んでもうさぎも取り出しやすい。そして壊れない。

紹介したくて調べたらなんと終売。なんと似たような商品もありません。これをいいと思っているのは管理人だけなのか、、、?

販売再開を切に願っています。

というわけでその他でおすすめを紹介します

↓こちらは木製。真ん中の穴から牧草を取り出しやすくお勧めです。しかもデザインもかわいいです。

↓こちらも木製。牧草もさらに取り出しやすいです。しかし取り出しやすすぎてこぼして下に落ちやすいのが欠点。

こちらは陶器の牧草スタンド。金網は外せます。食べやすさは◎ですが、ちょっと散らかりやすいです。

水いれ

大きく分けて、上を向いて飲む給水器と、下を向いて飲む給水器があります。

飲水量が増えやすいのは、したをむいてぺろぺろなめて飲める器型です。

この飲み方は、野生での飲み方と同じなので自然です。

個人的なおすすめは扉につけられる器型。お皿部分にぬめりが出やすいため毎日しっかり洗います。

↓小さいウサギさん(せいぜい2㎏くらいまでか…)にはおすすめの給水器(お皿型)。(←お顔が大きい子は少し飲みにくそうなのです)。注意点は横の金網ケージにしかつけられません。そのため手持ちのケージを要確認。

↓おすすめの器型給水機。ペットボトルを付けて使います。(600以上を付けるのは難しそうです)これは縦の金網ケージに取り付けられます。

↓こちらは上を向いて飲むタイプ。くち周りが濡れるのが極端に嫌な子はこのほうが飲む子も現にいます。

フード入れ

ペットショップで売っているものには、陶器製やケージに取り付けられるプラスチック製など。

使いやすいもので◯

お皿を投げる荒くれ者が結構な割合でいるので、重い陶器製のものや、軽いプラスチック製のものはケージに取り付ける固定型のものがメインです。

↓これらはケージに固定できるタイプのお皿。取り外し可能で食べやすい工夫もされておりおすすめ。

↓こちらもケージに固定できるタイプのお皿。縁が金属になっていてかじられ防止されていて頑丈です。ちょっと食べにくそう?

ごはん

牧草

ショップによっては、いろんな種類のおいしそうな牧草が目を引くことでしょう。

しかしこれらはひとまず置いておいて、チモシーの一番刈りだけを買ってください。

最初から高い牧草やおいしい牧草を買って食べていると、最も推奨されるチモシー一番刈りを食べない子になってしまいます。

チモシー一番刈りの重要性を解説している記事はこちら。

たけちよが最終的にたどり着いたのはこれ。500gずつの密封袋で、1㎏入っているものよりは湿気にくいです。ちなみに6袋以上だとAmazonで送料無料になります

ペレット

基本的には、ショップで今まで食べているものと同じものを買って帰りましょう。

基本的な赤ちゃんウサギのご飯はこちら↓

まとめ

今日は、お迎え時に必要になってくる基本的なグッズを紹介しました。

使っていく中で、他にいいものを見つけていくものです。

最近では様々なウサギグッズが増えてきていますので、いろいろ試すのも楽しいです。

わが子にぴったりなアイテムを見つけてあげてくださいね。

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この記事を書いた人

たけちよのアバター たけちよ うさぎ系獣医師

〇エキゾチック専門獣医

うさぎの道をおしえてくれたのは歴代うさぎの白雪。今は3匹のうさぎたち(もふ、ゆきひめ、ちゃちゃまる)と暮らしています。
「うさぎの知識や経験を生かして、幸せなうさぎライフを応援する」ことをVisionに日々生きている、うさぎオタクです。
兎年に生まれ、兎年に獣医師になりました

自分たちより先に旅立つ小さなモフモフに、最期のときにはありがとうって言える付き合い方を、うさ飼い全員で目指したい。

飼い主さんのお話を聞くのが大好きです!ちょっとした疑問や気が付いたことなど遠慮せずどうぞ。

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